正式に退職は決まったけど、親たちには言ってない【40代後半】無職で年越し
正式に退職が決まってからというもの、中途半端な心のポジションで仕事をしています。
仕事に手を抜くというよりも、やりかけの仕事を作ってしまうと、その後の引継ぎがややこしくなります。
いままでにやってきた仕事を整理しつつ、余計なものは捨て、新しいことはしない。
先日、ついに全社的に退職の件が公表されたので、周りの社員の皆さんの反応もさまざまです。
真っ先にメールをくれてこれまでの謝意を伝えてくれる人がいたり、『送別会やりましょう!』と声をかけてくれたり(コロナで宴会はできないけどね)、『飲みに行きましょう!』とか、『会社作るんですか?すごいですね!』と言ってくれたり。
優しい人たちが多い職場だったので、公表時は衝撃的だったんだと思うけど、好意的に捉えてくれる人も多いようです。
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でも、親たちには言っていない
本気で退職することに決めたのは夏ごろだったでしょうか。
会社に伝えたのが10月ごろ、内々で辞意を了承され、取締役だったから株主総会と取締役会で承認されて、社員のみなさんに公表されたのが11月でした。
あっという間に時が過ぎていきますね。
奥さんの知り合いとか、勤め先とか、自分の仕事以外の人にも少しづつフリーになることを伝えている状況です。
反応はいろいろですね。40代後半で子どもがまだ小さいのに自ら職を辞するなんて、驚かれますね。まあ、驚きますよね(笑)
自分の友人たちにはまだ言って無いですね。
相談するものでもないし、落ち着いたら事後報告でいいかなと。
あとまだ言ってない人たちがいますね。
自分の親と義理の親ですねw
自分の人生に親は関係ない
親は関係ありません。親は大切だし、親は義理も含めてかけがえのないものです。
ただ、自分の人生を決めるうえで、親によく相談をする人がいますが、わたしはそれはやりません。
転職や起業をするなんて相談をしたら、たいていの親は心配をして心を痛めるだけです。
親の常識と照らしあわされて、自分が目指す理想が理解されるとも思えません。
親は大切です。親との関係は義理も含めて良好な方だと思います。
ただ、親には言っていません。
言う理由がないからです。援助してもらいたいわけでもなく、何か口を利いてほしいわけでもない。
励ましも、相談も、まったく必要がありません。
若造だったらまだしも、もう40もはるかに過ぎたオッサンが、自分の人生を決めるのにいちいち年老いた親に相談してもね。
で、そこで親に何か言われたら、自分で決めた何かが変わるのか?って変わらないし、親に相談して何かが変わる程度の決意だったらヤバいし。
親も事後報告です。半年くらいして、フリーでやっていける見込みが立ってきたら、『実はね・・・』って感じで打ち明けようかと思っています。
父親は仕事で無理をさせてしまい早世した
父親を尊敬しています。
ただ、父親はもう早世していません。
いわゆる仕事人間でした。自ら責任と役割を広げ、いつも夜遅くまで働いてくれました。
バカでクズ人間のようなわたしを大学まで出してくださいました。
父親のことは本当に愛しているし、尊敬しています。
唯一、父親に言いたいことはあります。
身体を壊して早く死んじゃうほど、働かせてごめんね、と。
私立大学に行ったわたしのせいです。大学進学をあきらめたり、学費が払えずに中退させたりしたくなかったんでしょうね。
本当に無理をさせてしまって、申し訳なかったです。
父の生き様やライフスタイルに口出しする気はないのですが、自分は仕事のために寿命を削ることは絶対にしないと心に決めています。
だって、家族のために働いて、早く死んじゃったら、結局家族は悲しむでしょ。
家族のために仕事で燃え尽きることがあってはいけないと思います。
一番大切な自分や家族をしっかりと守りつつ、仕事は仕事で楽しみましょう。
父親が働いていた肉体労働の時代とは違い、ネットを活用した知的生産で働ける時代です。
効率と生産性を意識して、時間とお金を自分でコントロールできるようになりたいです。
40代後半で無職で年越し
今年は無職で年越しします。
無職で年を越すのは20年ぶりくらいです。20代の時にも無職で年を越したことがあったんですよね。
あの時はお先真っ暗で、本当にヤバかったですね。
20代の時は、転職先が見つからず、かといって自分で働くスキルもなく、八方ふさがりで完全に手詰まりしていました。
若いころから自立できるようなスキルを身につけるとか、他者にはない経験や知識を身につけることは大切ですね。
自分の価値を高めることができれば、それで生きていくことができるんですよね。
でも、単純労働しかできないスキルや経験しかないと、働き口を探すのが大変だし、働くところがあっても低賃金だったりブラックな環境だったりします。
わたしは営業やネットの知識や経験が豊富だし、加えてブログをやったことで副業の勉強もできたので、退職⇒フリーランス⇒起業への道筋がある程度見えている状況です。
すでに自分の顧客を2つ抱えています。本業をやりながらなので片手間ですが、仕事が次々に来るのでちょっとお待たせしている状況です。
こんな感じでもう数社、SEOやネットのコンサルティングができる先が見つかれば、家賃くらいは払えそうですね。
並行してブログでも収入を得ていけば、生活保護水準くらいは稼げるような気がしています。
今年は40代後半にして無職の年越し。
ただ、以前とは違って年末年始も自分のやるべきことで忙しいです。
自分がいつ働くかどうかは誰かが決めるのではなく、自分で決められる。必要があれば年末年始だろうがGWや夏休みだろうが働く。
そのかわり、休みたかったら仕事をコントロールして休む。
20年前とは時代も変わっているけど、自分の考え方や働き方もずいぶん変わりそうです。
まとめ 正式に退職は決まったけど、親たちには言ってない【40代後半】無職で年越し
先ほど、自分の親たちには退職のことは言っていないと言いましたが、父親の墓前には報告しました。
きっと父親は複雑な心境でしょう。
バカ息子がまた意味わかんない行動に出たぞと。
ただ、バカ息子である自分が親の理解を超えた行動に出ない限り、偉大なる父親を超えることは到底できないんじゃないかと思います。
確実に一つ言えることは、次の年末年始はぼんやりとのんびり過ごすのではなく、自分のやるべき仕事で忙しいと思います。
親孝行したくても父親はいませんが、母親や義理の親には一刻も早く結果を出して『事後報告』で安心させたいと思います。
以上、正式に退職は決まったけど、親たちには言ってない【40代後半】無職で年越しでした!