【サイレンが聞こえたら】すぐに道を開けるべし!【もしも自分の家族だったらと考える】
緊急車両が近づいても道を開けない人っているの?
- 緊急車両は最優先通行
- 交通ルールを勘違いをしている?
- その他、考えられる原因
- もしも自分の家族だったらと考えてみて
- まとめ 【サイレンが聞こえたら】すぐに道を開けるべし!【もしも自分の家族だったらと考える】
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となりました。
緊急車両は最優先。
※自分の家族だったら?と考えてみる
緊急車両は最優先通行
先日、こんなニュースが話題になっていました。
先日、別件で取材したベテラン消防署員から「緊急自動車の運転が難しくなり困っています。特に横断歩道を渡っている歩行者はなかなか協力していただけません」。いったいどういうことでしょうか?
いったいどういうことだと思ったら、
2mでもハンドルを切りながら前に進んでやれば、緊急車両は通れます。実際、緊急車両が接近しているにもかかわらず道を譲ろうとしなかった車両のドライバーに「なぜ道を譲らないのか?」と聞くと、「どう対処していいのか解らなかったんです」。
そんな原因を作っているのが文頭に書いた通り、横断歩道の歩行者です。緊急車両が接近してきても、止まらない人が多いのです。
緊急車両も歩行者と接触したら社会問題になるため、やむをえず最徐行しマイクで歩行者に「道を譲ってください!」とお願いしなければならない状況です。
他の先進国なら歩行者もすぐに道を譲り、新興国であれば歩行者が居ても緊急車両は凄い勢いで走ってきます。緊急車両が「譲ってください、お願いします!」を連呼しながら徐行しなければならないのは、悲しいことに日本だけです。
これは事実なのかな?事実だとしたら、これはあかん。
でも、事実だと思う。
わたしもどかないクルマ、とまらない人、すごく見かける。
交通ルールを勘違いをしている?
なんでこんなことが起こるのかと記事でも考察しているのだが、例えば、『歩行者は優先』、『交差点では優先順位がある』など、一般的な交通ルールと緊急時、非常時の場合における優先度を勘違いしているケース。
歩行者だから優先、こちらは直進だから優先など、一般的な優先度を緊急車両に対しても勘違いしてしまうことがあるかもしれない。
でも、常識的に考えて、緊急車両は最優先。すべての車両や通行人は即時に安全な場所で停止して、緊急車両が通行できるスペースを確保。これ鉄則。
その他、考えられる原因
どうしたら良いかわからない?
記事にもあったが、どうしたら良いかわからなかった?それはないわー。
Yahooニュースの読者のコメントより。
どう対処していいのか解らなかったは、言い訳だろ。緊急車両に遭遇したら道をあける。これ常識。走路妨害が違反になることは教えられているはず。
歩行者は教えられてないというかもしれないが、いい大人が何を言うているか…。考えなくても分かること。聞こえないなら、回りの音が聞こえるようにしてから外出しろ。
と。まったくその通りな気がする。日本、大丈夫かよ。
サイレンに気づかない
イヤホンやオーディオの音が大きすぎて気づかないことはあるかもしれない。ただ、緊急車両が通るということは、一時的であってもそれは緊急事態。
それに気づかないくらいの音で外出しているのは、ある意味で自分が危険なわけだから、音楽などの音の大きさもほどほどにしなければならないだろう。
まだ遠いからと、われ先に行こうとする
これがすごく多い気がする。まだまだ遠くても、早めに道を譲ってくれれば緊急車両はそれだけ早く現場に急行できる。近寄ってからどこうというのは、それだけ緊急車両は周りを警戒しながら進行しなければならない。
周りのクルマが止まったすきにいっちゃえ!みたいなクルマもいる。ひどいのは、救急車が近づいているのに、医療機器販売の社用車がしれっと救急車が近づく交差点を横切っていった。
われ先に行こうとするのは、ある種の本能的な行動であったりするから悪気はないのかもしれないが、緊急車両が来たときは安全確保の上、道を譲らなければならない。
道を譲るためにぶつけたり、事故りたくない
このような気持ちもわからなくもないですが、これは安全を確認の上、最大限の努力をしなければなりません。
仮にぶつけたり、事故になっても、これはドライバーの自己責任。
注意するしかありません。
運転が苦手過ぎて動けない
これも考えられると思います。でも、免許を持ち、多くのクルマや歩行者が行きかう中で、責任あるドライバーなのです。
初心者であろうと苦手であろうと、緊急車両には関係ありません。
すみやかに道を開けられるくらいのスキルは免許を持っているのだから持ち合わせているはずなので、すこしでもゆっくりでもいいから、道を譲る努力をしてほしいです。
もしも自分の家族だったらと考えてみて
こういうのは想像力の問題だと思う。もしも自分の家族だったら?あるいは自分の大切な人だったら?あるいは自分だったら?と考えてみて。
わたしは自分の子どもが救急車で運ばれた経験があります。急いでいますから、できるだけ早く病院に着きたいところです。
その時は通行している車両や歩行者がすみやかに道を譲ってくれていたんだと思います。びっくりするくらいの早い時間で到着することができました。譲っていただき、わたしはとても助かりました
ご協力いただいたドライバーや歩行者の方々に本当に感謝していますし、安全第一ながら迅速な移動をしてくださった救急隊のみなさんには感謝してもしきれません。
もし、あの時、よくわからない理由で道を譲ってくれないクルマが多発していたら?
だから、緊急車両を見かけたら自分の大切な人だったらと想像しましょう。あらゆる手段を講じてでも、道を譲るにはどうしたら良いかを考えられるはず。
周囲の安全は第一ですが、緊急車両が1秒でも早く目的地に着けるように協力したいところです。
まとめ 【サイレンが聞こえたら】すぐに道を開けるべし!【もしも自分の家族だったらと考える】
その他にもひどいケースはいろいろあるようです。『緊急車両 クレーム』で検索してみたら、こんなケースがありました。
緊急車両のサイレンがうるさい(みんながどかないからだろ)
救急隊の言葉遣いが悪い(本当に急いでいるからだろ)
コンビニで休憩するな(腹減るし、トイレもいきたいだろ)
夜や休日はもっと静かにしろ(夜や休日も緊急事態だろ)
などと消防署にクレームを入れる人がいるんだとか。ちょっと想像すれば、致し方ないことなのに、クレームを入れるだなんて信じられません。
命を張って24時間365日、わたしたちのいざという時のために、常に出動できるようにしてくれているヒーローたちに、敬意をささげられる日本でありたい。
そして、もしもサイレンが聞こえたら、自分の家族だったらと考えて、あるいは明日はわが身と考えて、すぐに道を開けていきましょう。