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【医療事故】悲しい事故だが、現場は必死であったはず【ミスの根本原因はわたしたちのリソースの無駄遣い】

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医療事故を防ぐには?

病院は疲弊している

病院は疲弊している


悲しいニュースだが、これが現実ではある。


管の外れに気付かず 医療ミスで10代男性昏睡 群馬県立小児医療センター 過失認め賠償方針(上毛新聞) - Yahoo!ニュース



医療ミスはあってはならない。ただ、現実を知ってもらいたい面もある。ミスをした本人や病院を責め立てても根本原因は解決しない。


根本原因は、ミスをした本人でも病院でもご家族でもない。まして行政や国でもない。まったく無関係と思えるわたしたち一人ひとりにあります。




各県にある小児医療センターは、小児医療の最後の砦



各県にある小児医療センターは、重度の障害や病気、怪我などで緊急度の高い子どもたちが運ばれてくる戦場とも言える過酷な現場。そこは最後の防衛線。


この最後の砦を必死で守り抜こうとする医療スタッフがいる。しかも、限られた人数で。


まず、この現実を知っておかないといけない。


もう、ここが最終防衛線。ここを突破されたら、子どもたちにはどこにも行くところがない。だから、各県の小児医療センターは最後の砦で孤立無援。


つらい障害や怪我、病気で苦しむ子どもたちのために、この最後の砦を、絶対に突破させないというプライドだけで、現場は疲弊し続けても、それでも毎日戦い続けている。


医療現場は激務と人手不足の負のスパイラル



子どもたちを守りたい。そんなシンプルな願いが原動力で、こうした過酷な現場で働くスタッフも多いことだろう。


でも、人手はどこも足りない。重度や緊急度の高い子どもたちが相手。責任は重い。


忙しい。24時間365日、休む暇など無い。


医療機器は高度で複雑。疲れてくれば集中力も無くなってくる。


でも、ミスは許されない。時間は待ってくれない。矢継ぎ早で業務が襲いかかってくる。


人手は少ない。激務が耐えられず辞めていく人も多いだろう。希望を持って新しい医療スタッフが入職してきても、戦場のような現場に耐えきれないこともあるだろう。


人手不足が現場を疲弊させる。疲弊するから人手が減っていく。悪循環。


なのに、ミスは許されない。こんなジレンマが日々繰り返されている。


医療ミスはあってはならない。でも批判していても解決しない。



医療ミスはあってはならない。自分や家族に降りかかるようなことがあっては困る。絶対にあってはならない。


ただ、ミスをした、事故があったということを、報道しただけでは解決しないし、まして批判してもどうにもならない。


どうすれば良いか?もっと予算を振り分けるしか無い。なぜそれができないか?予算配分は国民の総意で決められる。無駄な予算を減らそうとすると国民が騒ぐから抜本的な改善ができない。


医療費は抑制しないといけない。でもそれは軽度の患者の治療費や無駄に捨てられているであろう薬剤に対してであって、こうした高度医療の現場の予算まで抑制してはいけない。


国民がもっとこうした医療現場の現実を知って、医療を好き勝手に利用するだけでなく、医療を良くするために認識を改善して、自分でできることを小さくても良いから実行しないといけない。


やたらと病院にいかない、すぐに薬を飲まない、風邪はたいてい放っておいても数日で治る。まずはここから始めよう。


まとめ ミスの根本原因はわたしたちのリソースの無駄遣い



今日も医療の現場は戦っている。


でも、今日も軽度の患者が好き勝手に医療リソースを蝕んでいる。病院任せで家族ができることまで病院に任せている。必要のない薬を念の為もらっておく。好き勝手にだらしない生活をしたものが生活習慣病で病院にかかる。


そんなことをずっと繰り返してきたら、日本の素晴らしい医療や保険の仕組みがおかしくなってしまった。


リソースは有限であって、自分だけのものではない。


激務を減らして人手不足を解消するには、医療全体におけるリソースの節約が必要。医療においても、このような認識が必要なんだと思う。医療の現場に責任だけ押し付けて、困ったときだけいいとこ取りなんて、もうできないんです。