【トラブル対処法】車で因縁をつけられたら?あおられて停止させられたら?相手が逆上して車外に出るように言われたら?
最近多くなっているクルマでのトラブルで大切なこと
最近、クルマでのトラブルが多くなっています。あおり運転、当たり屋、因縁をつけられるなど、想像しただけでも怖いですね。
でも、大切なポイントをしっかりと理解していれば、万が一の際にも冷静に対処できるかもしれません。中途半端な知識でいるのではなく、しっかりと以下の3つのポイントを押さえておきましょう!
・やむを得ず停止する場合、車は絶対に安全な場所で停車。
・相手が逆上している場合は、ロックをかけ絶対に車外に出ない。
・110番をして、異常事態はドライブレコーダーやスマホで動画を残す。
上記については以下の資料を参考にしています。
一般財団法人 埼玉県交通教育協会・一般財団法人 埼玉県交通安全協会・埼玉県警察
STOP!あおり運転
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/documents/stop-aori-unten.pdf
トラブルに巻き込まれると気が動転して、その場で停車したくなりますが、これは非常に危険です。停止して落ち着きたい気持ちはわかりますが、追突や多重事故を発生させる恐れがあり、最悪のケースも考えられます。
緊急停止する場合でも、安全は絶対に確保。
そして次に大切なのは、相手が逆上している場合には絶対に車外に出ない。
これも非常に大切です。仮に怒鳴られようが、ぶつけられようが、窓をたたかれたり、ドアをけられたりしても、内側からロックをかけ、絶対に車外に出ない。
恐ろしい思いで耐えられないかもしれません。話し合って解決したくなるかもしれません。なんなら暴力を使ってでも解決したくなるかもしれません。
でも、これは絶対にダメ。なぜなら相手が刃物などの武器を持っている可能性があります。自分の安全が第一。絶対に車外に出てはいけません。
クルマは内側からロックをかけてしまえば、強力なバリアを張ったのと同じで、どんなに殴ってもたたいても蹴っ飛ばしても、人力で車が壊れてこじ開けられるようなことはありません。
警察が駆けつけるまではじっと我慢。ひたすら耐えましょう。勇気を出してスマホで一部始終を録画しましょう。
記録を残すことはとても大事。仮に裁判になるような事態でも、相手にシラを切られたり、逆にこちらに非があるようなことを主張されても、証拠が無ければ事実を争わないといけなくなります。
いまはドライブレコーダーも安いものもあるので、いますぐにでも購入を検討しましょう。
事故やトラブルに巻き込まれると、気が動転してしまったり、相手と話し合って解決したくなります。でも、それで大丈夫なときは、相手がまともな人の場合。
平穏な日常に暮らしていると、話が通じないまともではない相手がいるということをつい忘れてしまいがちです。でも、危険な相手はいるのです。
停車させられそうになっても、絶対に安全な場所まで移動する。
相手が逆上している時は、内側からロックして車外に出ない。
最低でも、この2つのポイントは押さえておきましょう!