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【リーダーのケーススタディ】仲が悪いチームを再生する方法

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距離を置き、相手の様子を見て、先に信頼されるのを待っていてはダメだから

 

 

 

仲が悪いのは誰も信頼の先制攻撃をしないから

仲が悪いのは誰も信頼の先制攻撃をしないから






世の中にはいろんな会社があり、いろんな職場がある。そしてその中に部署があり、さらに細かいチームがあり、さらに細かいグループがある。



たまにある(よくある?)のが、仲が悪いチームだ。




実はわたしの部署でも仲の悪いチームがある。表面的にはみんな仕事できちんと関りを持ち、仕事自体は回っているのでさほど深刻ではないものの、仲が良いかというと良くはない。




職場の人間関係って、家族でもないし、友だちでもない、切れば簡単に切れてしまうご縁。でも毎日顔を合わせて愛想笑いしながら長い関係が続いていく。



そもそも、友だちのような仲の良さにはなれないし、家族のような信頼関係は構築できない。でも、こんなに長い時間を一緒に過ごし、これから先もお互い様の関係であるべきなのに仲が悪いというのはちょっとつらい。



実際、当事者たちは困っている。あの人はこうだ、この人が原因だ、あんなことをされた、こんなことを言われた。陰で言い、集まって言い、きっと家でも言う。



信頼関係が希薄だ。あっちが悪いから仲良くできないと意地を張り合っている。お互いに好き勝手にボールを投げ合っているような仲だ。つまりキャッチボールすらできていない。



こういう場合、どうすれば良いのだろうか。




私の場合、解決できているわけではないので偉そうなことは言えないが、改善はされてきているので紹介したい。やはり仲介に入るしかない。



それぞれの不満や要望を聞く。

もっともな意見とそうではない意見を選別する。

相手に変化を求めるのではなく、まず自分が変わることに気づかせる。

まず先に自分が相手を信頼をする大切さを理解してもらう。






AさんはBさんを信頼できないと言っている。

BさんはCさんを信頼できないと言っている。

CさんはAさんを信頼できないと言っている。



これで人間関係が円滑に行くわけがない。誰も誰かを信頼できてない。



AさんはBさんを恐る恐る信頼してみた。

BさんはCさんを恐る恐る信頼してみた。

CさんはAさんを恐る恐る信頼してみた。



まずこれで良い。




そうすると

BさんがAさんに親近感を持ち始める。

CさんがBさんに親近感を持ち始める。

AさんがCさんに親近感を持ち始める。



そして、お互いに関心を持ち始めて、改善されていく。




つまり全員に誰かを信頼するという無理矢理のスタートを切らせる。

お互いに疑心暗鬼になっている。

一方的でもいいから、まずは誰かを信頼する。

それが親近感を生む。

すると信頼感が生まれてくる。

徐々に人間関係が和らいでくる。





仲が悪いチームはお互いを批判し合い、お互いを信頼していない。



だから、一方的な片思いでも無理矢理でも良いので、まず信頼することをはじめさせる。それでお互いの距離感がちょっと変わっているようなら良いスタートが切れている。けん制し合う仲だったのが、距離感を確かめ合う仲になっている。




キャッチボールが始まっている。あとはお互いに距離感と球の強さが調整され、キャッチボールが持続的になれば良い。




ずっと仕事をし合う仲なのに、仲が悪いなんて楽しくないしメリットもない。キャッチボールが続けられるためには相手を信じて投げてみること、相手を信じてキャッチしてみることが大切だ。




たまにボールが反れる時もある。強すぎたり、弱すぎたり、休憩することもある。慣れてくれば笑いも出てくる、続けていれば上達してくる。



まずは相手を信頼して球を投げてみること、受け取ってもらえなかったら、受け取れるコースや強さに変えてみること。仕事なので受け取れるものを受け取らないことはお互いに許されない。




仲が悪いチームはキャッチボールをさせれば良い。気が付くと言われなくてもキャッチボールを始めるようになる。キャッチボールがうまくなる。

 

 

信頼はもらうものではなく自ら与えるものだということにチームのメンバーそれぞれに気づいてもらう必要がある。