【転職】わたしの転職経験は3回 3社目の状況 転職後に必要になる大切なスキルとは?
転職することが目的にならないよう、転職のその先をしっかり意識しよう
- 安定していた2社目をやめて、3社目はネットベンチャーへ転職
- 転職後に必要なスキルとは?転職先の新しい環境になじむというスキル
- 転職とはあらゆる環境が激変する。それを受け入れる覚悟が必要。
- 転職先の新しい環境になじむためには?
- 【転職】わたしの転職経験は3回 3社目の状況 転職後に必要になる大切なスキルとは? まとめ
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安定していた2社目をやめて、3社目はネットベンチャーへ転職
安定していて何不自由なく働けていた2社目のソフトウェアハウス。場所は銀座。辞める理由なんて普通はないと思う。でも、このまま続けてもどうなるのだろう?同じようなことを繰り返し、日々のルーチンワークのような毎日。
これ以上、特別なスキルがつくわけでもなく、変化に乏しい日々がずっと続くのだろう。これでいいのだろうか。もっと自分にできることって無いのだろうか。
そんな思いから、安定した働きやすい2社目を辞めて、ついに転職を決意します。ソフトウェアの営業経験、パソコンやネットワークのスキルや知識などが買われ、あるネットベンチャーに採用されました。
当時はITバブルに向かっていくイケイケの時。その時にもっともイケイケな会社のひとつに辿り着きました。渋谷でネットベンチャーでイケイケだ!
転職後に必要なスキルとは?転職先の新しい環境になじむというスキル
銀座から渋谷へ!意気揚々と入社したものの、そのネットベンチャーの雰囲気は独特でした。当時の渋谷系のネットベンチャーは不夜城に例えられていたと思います。朝は定時がなく、バラバラと社員が出社してきます。
フロアには残業や徹夜で帰れなくなった社員が床やイスに寝ている。ランチタイムも決まっておらず、打ち合わせが夜から平気で始まる。
それぞれの業務は流動的でよく言えば自由。悪く言えばなにをしたら良いのかわからない。でも何か成果を出さないといけない。ダメなことは指摘されるが、どうしたら良いのかは示されない。
フレックスで自由な社風、そう言えば良さそうにも聞こえるが、定時があって日々単調だった会社とあまりにも異なる雰囲気に面食らってしまった。戸惑いと不安にたじろいでしまった。
新しい環境だけでなく、新しい人間関係にもなじめなかった。年下の上司、年下の先輩、それ以前の問題として、新しい環境で新しい人間関係を作る能力がわたしには欠けていた。
せっかくの歓迎会を億劫な気持ちから断ってしまった。入社して1週間で人間関係がぎくしゃくしてしまった。素直に新しい環境になじもうという心意気が足りなかった。
周りの人を信頼して輪に溶け込む能力が自分には足りなかった。これは転職する時には必要がないスキルだが、転職したそのあとに必要なスキルだった。
転職とはあらゆる環境が激変する。それを受け入れる覚悟が必要。
自分のスキルや経験を上げるためには、積極的な転職はありだと思う。でも良いことばかりとは限らない。わたしの3社目のように馴染めないときもある。
今となって過ぎ去った日々を振り返れば、あの転職も良かったと思えている。ネットベンチャーの雰囲気に身を置き、先進的な新しい技術や考え方が身についた側面もある。それが元となり、4社目では大きなプロジェクトを成功させることができた。
でも、3社目に入社した時は、そんな風にはまったく思えなかった。『転職に失敗した』と思った。だって、こんな環境にはなじめないし、働き方も仕事内容も異なるし、辞めていく人が多く、それ以上に入ってくる人が多いという出入りの激しい人間関係に疲れてしまった。
いま思えば、なににそんなに戸惑っていたのだろうか?と思える。それはすごく思う。でも、当時は冷静になれなかった。完全に自分を見失っていた。
転職先の新しい環境になじむためには?
転職したあとに必要なスキルが新しい環境になじむこと。まずは転職先の人間関係は自分から積極的に広げていくようにしないといけない。親しくしてくれる人の登場を期待したり、信頼できる人を見極めようとしてはいけない。
この先もずっと付き合っていく人間関係だと割り切って、自分から輪に飛び込み、自分から関りを深くする覚悟を持つ必要がある。
待ちの人間関係はダメだ。気の合わない人がいても、気難しい人がいても、新しい『仲間』に自分を気に入ってもらう努力をする必要はある。
あの人はどんな人でどんなことをやっている、この人はこんな人でこうした仕事が得意だ。パーソナルな情報も含めて、周りの人を理解していく必要があった。そんなことも知らないで、社会人をやっていた。
会社の評価や周囲の評判を期待してはいけないという記事を書いた。それはスキルや経験を上げるために、いままでいた会社をある意味で利用させてもらうため。
でも、転職した後はまた話が別だ、スキルや経験を十分にあげていくためにも、新しい会社での評価や新しい人間関係での評判は上げる努力が必要になる。
新しい環境になじむスキル。新しい環境でも構築できる人間関係。それも転職で身につけるべき大切な『スキルと経験』なんだと思う。
なにより、転職後にどうなりたいのか?何がしたいのか?こうした転職の本質的な目的がしっかりしていれば、自分を見失ってしまうことは無かったのかもしれない。
【転職】わたしの転職経験は3回 3社目の状況 転職後に必要になる大切なスキルとは? まとめ
新しい環境になじむスキル。新しい環境でも構築できる人間関係。こうしたことが転職には大切だった。この認識が欠落していたわたしは、3社目をなんと3カ月ほどで辞めてしまうことになる。
この経験はあとあとのわたしに大きな影を残した。なかなかぬぐえない後悔に苛まれた。でも結局は、その時の経験がさらなる成長へのステップにつながった。
転職は目的ではなく手段。大切なのは転職することではなく、転職したその先でどうするのか?何がしたいのか?どうなりたいのか?ということです。
こうした転職の本質的な目的がしっかりしていないと、転職することが目的になってしまい、転職先でうまくいかないということに陥ると思います。
こうした失敗を繰り返すことで人は成長できるものですが、わたしのようなケースはできれば避けたいところ。新しい転職先で新しい環境になじむことと新しい人間関係が大切になる事なんて、当たり前のことですが当時のわたしはわかっていませんでした。
これから転職を目指す方には、わたしと同じような失敗は避けて、前向きでより成長できる転職でステップアップして欲しいなと思っています。
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