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【質問が多い部下】なぜそんなことを聞くんだ!と思ってしまう前に、上司の説明は足りていたのか?

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上司と部下の関係って難しい!でも、『うまくいかない理由が無い』なんてことはない

 

仕事のコミュニケーションを大切にしよう!

仕事のコミュニケーションを大切にしよう!

 

『じゃあ、〇〇をこれからやっていきましょう!』

 

 

会議や打ち合わせで満場一致で方針や対策が決まりました。でも、そのあとから部下から個別に『こういう場合はどうするんですか?』とか『なぜこれをやらないといけないのですか?』とか『今やっている仕事はどうすればいいのですか?』など、その方針や対策をどうやるか?っていう疑問ではなく、そもそもそれについての疑念や疑惑をぶつけられる、そんなことってよくありますね。

 

 

先日もリーダー格のメンバーが、その部下からこのような質問攻めにあっていて、困惑していました。そんなの自分で考えてよ!って言いたくなるくらい、無責任で消極的な質問攻めのように思えます。

 

 

ですが、質問する方にも道理はあり、質問される理由もあるのでしょう。『とにかくやれ!質問するな!』ではうまくいくはずもありません。だからといって、部下の質問攻めに翻弄されていては、上司は務まりません。では一体どうすれば良いのでしょうか?

 

 

質問攻めをする部下の心理を理解する。不安、疑問を解消し、評価、期待を込める。

 

『受け身でネガティブシンキングな想像力のないやる気のない部下だ。』

 

 

上司はそのように決めつけかねません。

 

 

『やる気がない。きっとやりたくないのだろう。』

 

 

そのように思い込んでしまいがちです。説明したのに質問で返され、一旦はわかってもらえたように見えたのに、本質を理解できていないような質問がまた来る。

 

 

上司のいら立ちはとまりません。『なんでわかってくれないのだ?!』

 

 

そこです。そうなんです。理由はそこです。上司の説明が理解できないのです。もうすこし言えば、『上司であるあなたの説明が足りない』のです。

 

 

上司はわかってもらえたつもりで話しています。でも、部下はそれを理解できていません。会社の都合、仕事の都合、大義名分、メリットデメリット、上司はいかにも論理的に部下にそれを伝えます。

 

でも、部下はそのようなグローバルな問題は身に染みて理解はできかねます。自分にとってその仕事はどうしてやらないといけないのか、自分の他の仕事はどうすればいいのか、不安や疑問が解消されておらず、いままで自分がやってきたことが新しい方針や対策で否定されたような印象すら持っていることでしょう。

 

 

部下は前向きに新しいことに取り組む以前の問題として、自分の評価や今後がどうなるのかがわからず、一歩も前に踏み出すことができないのです。

 

 

これは部下が悪いとか、部下がやる気がないというのではなく、上司であるあなたの説明がまったく足りていないのです。いや、正確に言えば、実際に足りているかどうかではなく、『まだ足りていないと考えるべき』なのです。

 

 

部下との調整には最大限の時間を取るべき

 

あ、前提として無気力で仕事もできなくて周りに迷惑をかけているような戦力外の部下だったら話は別です。それはまた別の指導が必要でしょう。

 

 

でも、しっかりと仕事はしてくれる人なのに、質問が多く、疑問を呈されると上司は困ってしまいますよね。

 

 

質問が多い部下が必ずしも出来の悪い部下とは限りません。日頃任されている仕事はしっかりしてくれていて、その業務に関する経験も知識もあり、むしろ百戦錬磨の手練れの社員だったりします。

 

 

そんな中核的なメンバーだからこそ、疑問を呈されると上司は困ってしまいます。方針や対策を前に進めずらくなってしまいます。

 

 

逆に言えば、この人を十分に納得させることができれば、新しい方針や対策は半分成功したも同然なのかもしれません。だって、その部下は実力はあるんですから。

 

 

 

ですから、その部下とは十分なコミュニケーションの時間を取るようにしましょう。仕事が忙しくて面談なんてしていられない!なんて思ってはいけません。その人も含めて全体を動かすことが上司であるあなたの仕事なのですから。

 

 

面談の際は、説得するというよりは理解を促すように話をしていきましょう。なぜそれをやるのか、それをやったことでどういうメリットが仕事上にあるかを改めてわかりやすく説明していきましょう。

 

そのうえで、いかにその人がグループにとって大切な存在なのか、そしてこの先の仕事やチームの発展において欠かせないメンバーであり、今後も期待していることをしっかりと伝えましょう。

 

 

『あなたが必要なんですよ』と直球で言われてうれしくない人はあまりいません。やらされている仕事という感覚をぬぐってあげる必要があります。この仕事やチームにとってあなたは大切な存在であり、どうしてもあなたの力を借りたいし、この新しい方針や対策がうまくいけば、ますますあなたの評価も上がるのだと伝えましょう。

 

 

イメージとしてはやる理由を並べ立てて部下で説得するのではなく、やらない理由を丁寧につぶしていきやる気の火種を徐々に大きくしてあげる感じです。

 

 

部下である相手の理解が乏しいとか、理解力がないとか、人の話を聞いていないとか、あの人はまったくもう!とか。そんなことを考えてもまったく問題は解決しません。それはあなたの決めつけであり、相手である部下にも道理はあります。

 

 

力でねじ伏せたり、ろくに話し合いもせずにメールやチャットで片付けようとしたり、無視して放置したりせず、しっかりとコミュニケーションをとってお互いの理解を深める努力をしていきましょう。

 

 

【質問が多い部下】なぜそんなことを聞くんだ!と思ってしまう前に、上司の説明は足りていたのか? まとめ

 

部下は上司の立場に立ったことがまだありません。だから部下なのです。なので、上司が『俺の(私の)気持ちも知らないで!』と思ったところで当たり前です。上司の立場や考えなど、部下にはわかりません。わかってもらおうというのはおこがましいにもほどがあります。

 

 

部下は上司の立場に立ったことはありませんが、上司は部下だった経験があるはず。部下の気持ちや立場がまったくわからないということはないはずなのです。どちらが折れるべきかといえば上司なのです。上司は一段下がって話し合う必要があるのです。

 

 

そんな上司に部下は信頼を置き、やる気を発揮し、成果を出そうと努力してくれます。部下の仕事が進まないのはすべて上司の責任です。部下に責任転嫁をせずに、上司がいさぎよく折れて、部下の皆さんとコミュニケーションを十分に取って、円滑に仕事を進められるようにしてきましょう。