20代で3回転職したわたしが思う転職して良かったと思うことベスト3
転職することで得られることがたくさんあります
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わたしは20代の時に3回転職しています。最初は24歳の時、そして28歳の時、29歳の時です。
3回の転職で得られたことはたくさんありますが、その中でも今になっても良かったなと思うことを3つご紹介します。
最後に転職してからもう十数年経つわけですが、やはり転職しなかったよりは転職したほうが良かったんだろうなと思います。
その理由をベスト3でご紹介いたします。
転職して自分のスキルが高まった
転職するたびに新しい知識が必要になったり、新しい経験をすることができました。いままでやってきた業務では対応できないことや、知らないこと、わからないことがたくさんありました。
世の中にはいろんな仕事があるように、世の中にはいろんな会社があり、いろんな仕事のやり方もあります。
ひとつの会社でひとつの文化の中で経験を積んでいくよりも、新しい知識や文化に触れて、自分に必要なスキルが多彩に要求されることにより、自分のスキルが高まったと思います。
そうして得られた経験のすべてが今現在でも生かされていて、なにをやるにも動じずに対応できる冷静さも持つことができました。
ポジションが上がっていくごとに必要なスキルは変わっていきますが、いまでは『判断する』という業務が多いです。
ある事象に対して、それに対する対策や対応をやるのか、やらないのか、判断が求められます。
なんとなくやるとか、なんとなくやらないとかではなく、過去の自分の経験から合理的に判断したうえで、やるかやらないかをジャッジできます。
こうした判断力も重要なスキルのひとつですし、上位の役職であればあるほど『判断』することが多くなっていきます。
転職して築いてきたスキルが、判断に自信を与えてくれます。転職することでスキルは上がるものと思っています。
転職して自分の視野が広がった
一か所から眺める景色だけでは全体が見えにくいです。角度を変えたり、高さを変えたり、場所を変えることで、違った景色が見えてきます。
自分の世界観も同じだと思います。同じ場所で同じことをずっと考えていたのでは、なかなか視野が広がらず固定概念で凝り固まってしまいます。
常識だと思っていたことがそうでもなかったとか、いままで正しいと思っていたことが案外間違っていたとか、そういったリセットを繰り返すことで、決められた情報の中だけで物事を見ないようになります。
もっと可能性はないのか、別のアプローチはできないのか、あきらめるのは早いのではないか、そういった視点で物事を見れるようになりました。
自分の視野が広がることで、仕事だけでなくプライベートでも役に立っていることがあります。
たとえば、常に常識にとらわれずに生活スタイルを変えていっています。最近は人と同じことをやらないようにしています。
人と同じことをすれば人と同じ結果しか得られないからです。普通とか当たり前ではこれからの世の中は厳しくなっていくと感じています。
安定とか安心とか求めてはいけなくて、勉強や努力だけが自分を結果的に守るものであり、自分を変化し続けることが大切なんだなと感じています。
長く勤めた会社が突然無くなったり、リストラされたり、環境や給与が激変してもおかしくない世の中です。
終身雇用とか国の政策に期待するのではなく、自分で生き抜くスキルを身につけないといけません。
そんな考え方のベースも転職を繰り返したからこそ身についたように感じています。
転職することで自分に自信がついた
自分に自信がついたと思います。自信満々なわけではないですし、自信過剰なのも問題だと思いますが、自分に自信が無いという人が周りには多いです。
失敗するほどの経験が少なく、あまり挑戦してきていない人が多い印象です。
失敗を乗り越えて、それでも挑戦することで、だんだん自分に自信がついてきます。経験してきたことが多いほど、未知の経験が怖くなくなります。
たとえば、生活費が全然なくなったこと、転職先が見つからずに焦ったこと、新しい職場に飛び込んだ時のこと、新しい職場でまったく成果が出せずに苦しんだこと。
こうした経験が血となり肉となっているのか、困難なことがあってもあきらめない、逃げ出さない、なんとかやりきる根性というか自信があります。
仮に失敗しても次にまた頑張れば良いと割り切れているだけなのかもしれませんが、失敗しても挑戦をやめないということはとても大切だと思います。
そういう風に考えられるのは、転職を繰り返してきた結果、自分に多少なりとも自信がついたからだと思えます。
20代で3回転職したわたしが思う転職して良かったと思うことベスト3 まとめ
いま20代の人はぜひ何度も転職に挑戦して、新しいスキルや経験を身につけた方が良いと思います。
20代であれば転職経験が多いとか、転職で失敗したなどの経験があっても、何度でもやり直しがきくと思います。
こうした転職の経験が、
- 自分のスキルを高め
- 自分の視野を広げ、
- 自分に自信をもたらします。
こうした転職の経験がない30代といろいろな経験を乗り越えた30代では、仕事に対する意識や向上心のベースが異なります。
これからはますます個人のスキルや経験が大切だと思います。企業は人手が欲しいのではなく、優秀な人材を欲しがるようになります。
優秀な人は好待遇で囲い込もうとします。誰でもできる作業はコストをできるだけ抑えようとします。
20代で転職をお悩みの方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?その先には困難が待っています。苦労もいっぱいします。
転職なんてやめれば良かったと思うかもしれません。でもそれが人生の修行であり、それを乗り越えた先に新しい自分が待っているのです。
いまの延長線上の自分ではない、別の自分になるには結局は自分できっかけを作らないといけません。
いまの仕事や職場でこれから先も進み続けることに疑問や不安を感じるのであれば、20代の早いうちから転職してみて、スキルを高め、視野を広げ、自分に自信が持てるようになるために、新たな挑戦をしてみると良いと思います。
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