【スキルを上げたい人向け】転職は積極的にするべき理由をRPGに例えてみた その2 同じ敵ばかり倒している弊害
冒険が進むほど未知の強敵と遭遇するものだ
仕事が慣れてくると同じ事、似たようなケースが多くなる。答えが分かっていることが多く、多少の困難があったとしても過去の事例をベースに解決できることがほとんどだ。
つまりRPGで例えれば、同じような敵を倒し続けている感じ。似たような魔法、攻撃力の多少の違いはあれど、同じような戦法で似たような武器で戦えば、まあ負けることはない。
でも、それではいつしか自分のレベルが上がらなくなる。冒険も進まなくなる。
もっと強い敵を求めないと自分が成長しない。RPGも転職も同じだ。
同じ敵ばかり倒している弊害
同じ敵ばかり倒している弊害を考えてみよう。まず自分のレベルがどこかで頭打ちになり成長しなくなる。負けることがなくなるので強くなった気になってしまう。その狭い世界でしか通用しなくなる。未知の敵に立ち向かう勇気がなくなる。
それで自分は満足できるのだろうか。狭苦しい世界のちいさなチャンピオンになりたかったんだっけ???
会社で例えるならこうなる。ずっと同じ会社でずっと同じような仕事をしている。その会社では誰も右に出るものはいないかもしれない。だから社長や上司も一目置いているし、後輩や部下も逆らうことも意見することもできない。
いわば、その世界ではチャンピオンだ。
でも、その会社が倒産した。突如、厳しい荒波に放り出された。他の会社の他の仕事は見たことも想像したこともない。未知の仕事をしたことがない。それをやりのける知恵も勇気も鍛えていない。
困った挙句に、きっとこう言うだろう。
『前と同じ敵なら倒せるのに』
魔力も戦闘力もケタ違いの未知の敵に立ち向かうメリット。
未知の敵は想像ができない。どんな魔法を使ってくるのか、どんな攻撃をしかけてくるのか、1回の攻撃のインパクトの強さとかそれを耐え抜く防御力が足りるのかとか。
未知の敵と戦うとわからないことだらけ。でも未知の敵に遭遇してしまったら戦うしかない。時には逃げることもできるだろうが、いつまでもそれは通用しない。つまり立ち向かうしかない。
なんとかギリギリ勝てたとする。もらえる経験値はとても多くなる。もらえるお金も多くなるだろう。自分のレベルが上がりやすくなり、欲しかったアイテムが買いやすくなるだろう。
自分の成長が早くなり、未知の敵を倒すのを繰り返すことで、冒険が新たに展開していく。未知の敵と戦うことが普通になってくれば、ますます自分のレベルが上がっていく。
同じような敵ばかり倒していたら、絶対に強くはなれない。
転職は積極的にするべき理由をRPGに例えてみた その2 同じ敵ばかり倒している弊害 まとめ
同じような仕事で同じような毎日だったら要注意。常に変化を求めて、変化の中に身を置くようにしたい。それが自分の成長につながっていくからだ。
冒険が進んでいるなら同じような敵がいつまでも出てくることはない。見たこともない魔法や強力な一撃を食らうことだってあるはずだ。
転職で通用するスキルや経験が身に付いているのか。そもそも自分には年収に見合った、あるいは年収以上の市場価値があるのか。転職しないとしても、一度疑った方が良い。
安寧の日々が突如終わり、望んでいない冒険が始まってしまうかもしれない。その時になって慌てないようにしたい。
日ごろから未知の敵を探して戦っておこう。そして自信がついたなら、さらなる強敵を求めて転職しても良いかもしれない。
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