【キャリア形成】スペシャリストよりハイブリッドかゼネラリスト 個人の実力が試される時代&変化の激しい環境だから
一本道を極めるというリスクを考えさせられた
- せめてハイブリッドで。できればゼネラリストを目指して。
- 個人の実力が試される時代&変化の激しい環境だから
- 自分の市場価値を気にしてみよう!わからなければ転職エージェントへ!
- 転職をしっかりとサポートしてくれる転職エージェント
転職関連でこんな記事がありました。一本道でキャリアを積んだ人よりも多職種で経験を積んだ人の方が転職市場では価値が高いと。
なるほどと納得の記事でした。いままではひとつのことを極めて、その道のスペシャリストになることが成功や達成のプロセスとして必要でした。
それはそれで素晴らしいことだと思うのですが、よく考えたらスペシャリストって意外といっぱいいますよね。そのスペシャリストの中でいったい自分は何位にランクできるのか。
つまり差別化がしにくい。ましてや変化の激しい時代。そのスキルがいつまでも通用するとは限らない。突如、AIに取って代わられたら???
せめてハイブリッドで。できればゼネラリストを目指して。
たとえば営業一本でその他のキャリアは何も身につけていないというのは、転職での市場価値も判断しにくいですし、業界や分野によっては営業職は必要なくなってしまうかもしれません。
ITが発達してくると、WEBマーケティングだけでそこそこの売り上げが上げられるようになってきます。人一人雇ってあれこれ販売して回るよりも、Amazonに出店したほうが売り上げが上がるかもしれません。
営業ができるというだけでは特殊能力とは言えず、市場価値も上げにくいし、スキルも伸ばしにくくなっていくかもしれません。
国家資格の専門職もそうです。その仕事がAIで置きかえられたら?一気に人手が要らなくなってくるかもしれません。その時になって、今までの仕事しかできませんと転職活動をしても、果たして魅力的な人材といえるかどうか。
だったら、営業を経験したら次はプログラマーとか、マーケティングとか。会計や税務の知識があるならそれを活かしたソフトウエアの企画部門とか。
ある職種×別の職種というハイブリッドなキャリア形成を考えることで、仕事の幅や視野が広がり、いろいろな状況に対応できるスキルや経験が身に付きます。
慣れたころにさらに別の職種を経験すれば、ゼネラリストになることができます。その経験をもとによりステップアップをした転職をしても良いですし、なんなら独立だって可能かもしれません。
個人の実力が試される時代&変化の激しい環境だから
これからは会社やチームに属して、その枠組みのひとつとして成果を出すことよりも、個人の実力が試される時代になってくるかもしれません。人手不足だからといっても、『作業の人手』と『クリエイティブの人手』は待遇も年収も変わってきます。
AIや自動化、ロボットなどが発達してくると、どうしても人が介入しないといけない『作業』、『クリエイティブ』の垣根がますます広がります。
例えば荷物を自動で運ぶことはできても、荷下ろしや細かい作業はどうしても人手が必要でしょう。でも、その一方でさらなる自動化を考える仕事は発展していきます。
単純な『作業』はアルバイトだってできるだろうし、応募者がいっぱいいれば時給単価はそれほど上がることはありません。もちろん、これからは人手が不足してくるので賃金は上がるかもしれませんが、時給単価1000円が1500に、1500円が2000円になる程度でしょう。
やはりしっかりと稼ぐこと、キャリアを身につけることを考えると『クリエイティブな人手』にならないといけません。そのためには、いつまで通用するかわからない一本道のキャリア形成はリスクがあるし、スペシャリストになっただけでは差別化できるキャリアとは言えません。
いろんな業界や職種の仕事を経験して、独特の特殊能力を身につけることで、他の人手はカンタンに真似できないスキルと経験が身に付きます。
視野も広く考えも柔軟で、変化に対応できる魅力的な人材となるでしょう。そうしたハイブリッドなあるいはゼネラリストなキャリア形成を意識することで、これからの変化の激しい時代を乗り越えられる自信とか実力が身に付いていくと思います。
自分の市場価値を気にしてみよう!わからなければ転職エージェントへ!
自分の市場価値を考えてみましょう。いったいどのくらいの年収が妥当でしょうか?いま貰っている年収は、会社というブランドのおかげかもしれません。実力だけで考えたら、年収はもっと低いかもしれません。
いろんな苦労や仕事を経験されていて、実は市場価値が高い人材に成長できているかもしれません。器用貧乏というのは思い込みで、実は市場価値が高いにも関わらず、いまの会社に安く雇われている可能性だってあります。
これからの長い人生をしっかりしたキャリアプランで生き抜くためにも、一度自分の市場価値を判断してみるのは良いと思います。転職するにせよ、まったく転職を考えていないとしても、自分がいまどの程度の人材として成長できているのかを知ることは、これからを考えるためには必要なことです。
現在地がわからないでは、目的地に向かえません。
現在の自分の市場価値を判断するには、転職エージェントで面談をしてもらいましょう。自分にはどのくらいの市場ニーズがあって、どんな転職先が選べて、どの程度の年収が妥当なのか、客観的に教えてもらうことができます。
もしかしたら、いまはまだ見えていない道が見えてくるかもしれません。いまの会社が素晴らしく働きやすい環境だと改めて気が付くことだってあるかもしれません。
これからのキャリア形成はスペシャリストよりハイブリッドかゼネラリスト。個人の実力が試される時代&変化の激しい環境だからというテーマでお話してみまました。
誰でも自分の実力は信じたいものですが、それがいつまでも通用するとは限らないのは確かだと思います。あらゆる状況に対応できるスキルと経験を身につけておきたいものです。
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