転職で大切なことを教えてくれる記事 転職で給料を上げる人はいったいどんな人?! 年収を上げるための2つの選択肢とは?
転職するにせよ、転職しないにせよ、スキルと経験を意識して働くことが大切。
- 転職を考えている人にぜひ読んでもらいたい記事
- 今勤めている会社で自分の評価を上げ、昇給すること。
- もう1つは給料の上がる会社へ転職することだ。
- 転職するにせよ、転職しないにせよ、スキルと経験を意識して働くことが大切。
転職を考えている人にぜひ読んでもらいたい記事
今回注目した記事はこちら。転職で給料をあげるためには、スキルを積み重ねて、経験を広げていくことでキャリアップを図り、転職で年収アップを狙うコツを説明している。なかなか良い記事だと思った。
上記の記事はこちらの本をベースに書かれている。
週刊東洋経済 2019年9/28号 【特集】 給料 最新序列[本/雑誌] (雑誌) / 東洋経済新報社
記事によるとビジネスパーソンが年収を上げていくには、突き詰めると2つの方法しかないそうだ。
1つは今勤めている会社で自分の評価を上げ、昇給すること。
もう1つは給料の上がる会社へ転職することだ。
今勤めている会社で自分の評価を上げ、昇給すること。
わたしはこれはあまりオススメしない。ある程度の昇進や昇給は狙っていくべきだと思うけど、今勤めている会社や業界には『上限』というか『相場』みたいなものがある。
年収が上がりにくい会社、評価制度、業界、年収の相場みたいなものがある。これに当てはまっている場合は、どんなに頑張っても『上限』以上にはなりにくい。
キャリアの面で考えても、ずっと同じ職場で積み上げたスキルは応用が利きにくく、他の仕事に置き換えがしにくく、物事に対する視野や経験が広くなりにくい。
1本道を究めようとするのはあまりオススメしない。特に若ければ若いほど。
年収の問題だけでなく、どんな環境でも働くことができる強いキャリア形成を考えた場合でも、ずっと同じで会社で勤めていくことで年収アップを考えていくことはオススメしないというかむしろリスクのように感じる。
もう1つは給料の上がる会社へ転職することだ。
給料が上がる会社へ転職すること。年収を上げるには近道だと思う。働くということは年収がすべてではない。年収が上がれば、それだけ責任も大きくなるし、働く時間も働く大変さも増えるかもしれない。
でも、人には24時間しかなく、働ける時間にも限界がある。ある人は年収300万で働き、ある人は年収1000万で働いている。年収1000万の人は年収300万の人よりも時間が3.3倍あるわけでないし、3.3倍の作業量をしているわけではない。
いかに付加価値を稼げる仕事に就くか、限られた時間で効率的に付加価値を稼げる仕事をするか、そしてそもそも儲かっている業界にいることが大切だ。
自分の限らた時間でできるだけ多くの年収を取るためには、スキルと経験を幅広く積むことも大切だ。1つのことしかできないよりも、いろんな経験があってそれを掛け合わせることで自分にしか出せない『色』や『味わい』が出るようになる。
その自分にしか出せない『色』や『味わい』が転職市場では魅力になり、市場価値を高める結果になる。転職で年収アップをしていくには必須の魅力になる。
仮に一時的に年収が下がるようなことがあっても良いと思う。転職に失敗したと思うようなことがあっても良いと思う。わたしも転職を3回経験しているが、転職直後は失敗したなと毎回思った。
でも結果的にはさまざまなスキルが身につき、自分なりにいろいろな経験をすることができた。パソコン・IT・ネットワークの知識、さまざまな営業の経験、WEBマーケティング、SEO、予算管理、部門管理など、ある程度の応用が効くようなスキルや経験をいくつか積み重ねて、それを掛け合わせて自分なりの成果が出せるので、どっかには就職できるだろうというなんとなくの自信が持てている。
年収についてはともかく、このようなスキルと経験があれば、いまいる会社にしがみつかなくても、リストラや解雇などで急に放り出されても、なんとかなるさというある種の気楽さで働くことができる。いまいる会社の評価ばかりが人生の基準ではなくなる。
転職するにせよ、転職しないにせよ、スキルと経験を意識して働くことが大切。
会社は自分を守ってくれない。自分を守れるのは自分のスキルと経験だけだ。それはしっかりと自覚しておきたい。明日から、なんなら今日から会社に来なくていいよと言われても困らないキャリアを身につけておきたい。
転職や昇進、年収アップ、キャリア形成を考えるうえでもこちらの本は一度手に取って読んでみると良いと思います。お値段は750円、送料入れても1000円くらいだと思います。
ただし、転職のタイミングで年収を上げることはもちろん素晴らしいことですが、年収アップを重視しすぎた転職活動をしてしまうと『転職が目的』となってしまうかもしれません。本質的に言えば、転職後に成果を上げて活躍して結果を出して年収アップすることが本筋なので、それも忘れずに転職活動をするようにしたいところです。
というわけで、転職で年収アップすることについて考えてみました。週刊東洋経済の記事と本、ぜひ参考にしてみてください。
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